あれから1年

今年元旦に祖母とさよならしてからもうすぐで1年。
お雑煮を泣きながら食べたことを思い出して、また胸がきゅっと痛くなりました。
ちぎれるような喪失感、どうにもならない悲しみはまだ鮮明に残っています。
元旦がくるたびに思い出すんだろうな…
新しい生命がお腹に宿っていることが、不思議。
そっか、ばあちゃんを失って、寂しくて切実に子供がほしいと願ったんだった。

マタニティマーク

今日、初めて電車の中で、優先席を譲られました。
きれいな女の人でした。
これまで、なんとなく、マタニティマークを付けつつ優先席付近に立ってみたりしましたが、
みんな見てみぬふり。
まぁ…疲れてるしね…そんなもんだよね…
毎回ちょっとした失望感を感じてましたが、
今日、その優しさに、泣きたくさえなりました。
あぁ、捨てたもんじゃない。

私はつわりがひどいのもあって、ちょっと立っているだけでフラフラなので、ほんとにありがたかったです。

私も健全なときは、すすんで優先席を譲ろう。
そう思いました。

今日の人生

もうずっとつわりが酷くて、廃人のような生活を送ってました。

今日は母が買ってきてくれた、益田ミリさんの新刊

今日の人生2 世界がどんなに変わっても

を読みました。

どんな毎日も人生の1ページであり、尊いものであるということを、思い出させてくれます。
益田ミリさんの本を読むと、もっと自分の気持ちを最優先にして生きるべきなんじゃないか、
自分の心地よい、心地悪いを、誰の目を気にすることなく、基準に生きていけばよいのではないか、
という気持ちにさせてくれます。

小心者の私は、なかなかそれができないのですが…

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胎嚢確認

今日はクリニックで検査でした。

心拍はまだだけど、胎嚢が確認できました。

前の検査結果を聞き、あまりいい結果ではなかったので、妊娠できたことはさらに奇跡のように思えました。

赤ちゃんの近くに2cmほどの筋腫がありました。

ごめんね…

申し訳ないと思い、涙が出ました。

やってきてくれてありがとう。

一緒に頑張ろうね。

妊娠検査薬陽性

今日の夕方、妊娠検査薬をしてみたら陽性だった。

心から待ち望んだ妊娠。

ほんとに妊娠したのかー

思ったよりも穏やかな心持ち。

そして、夏の夜、スーパーに行く道で泣いた。

2020年元旦にお別れしたばあちゃんのことを思って。

この子はばあちゃんの生まれ変わりと思うけど、あなたを失った悲しみや喪失感は埋まらない。

ばあちゃんに会いたいな。

つまりロックが言いたいこと

今日の帰り、電車の中でミスチルを聞いていた。
「終わりなき旅」
もっと大きなはずの自分を探して〜みたいな歌詞。
そういえば、こないだ「クロスロード」を聞いていたときは、
ルッキンフォーラブ〜から始まっていた。

ふと、私が好きなロックバンドの言葉たちがリンクした。

キングヌーも
愛を探そう〜と歌っていた。そして、
微かな自分を愛せなかったとしても〜とも言っている。

エレカシも、
愛を探しに行こう〜と歌っていた。
悲しみの果ては笑っていこうぜ、とも。

つまり、古今東西ロックが言いたいこととは、
愛を探そうぜ、ということと、
だめな自分も愛そうぜということ。
そこのジレンマの中間で鳴っている音をロックと呼ぶ。

そんなことを考えた帰り道だった。